集落を奄美では「シマ」と呼ぶ。前面の海と背後の山を一つの生活空間とし、海や山に神の存在を認め、自然と一体になっている。人も自然の営みを享受し文化を育んだ。奄美は鹿児島県ではあるが、独特の文化が流れている。一般的に九州男児に代表される男性像のそれではない。奄美の男たちは女性を大切にする。特徴は民謡にも表れ、女性のキーに合わせて歌う。女性しかなれない仕事もあり、シマの人から敬愛を受けている。
主催者ヒロの元には、本当の豊かさとは?幸せとは?に向き合いにここを訪れる人が後を絶たない。寄り添い、それぞれの価値観を大切にしながら、誰もが改めて自分自身を愛し、満たされ、ほんとうの自分へと戻る場所を提供している。奄美大島’25春エントリーはこちら
地域資源の特徴
23'夏の村・留学生。あすかが見つけた奄美の地域資源の特徴
おすそ分け文化
何か料理を作るときは、自分の家の分だけ作ることはあまりなく、少し多めに作って近所におすそ分けをよくする。”○〇姉の煮物が好き”など、みんな各家のお気に入り料理があるそう。
お世話好き
「せっかく島に来てくれたから!」とみんな口をそろえて、奄美の名物を作ってくれたり、島唄をきかせてくれたり、食事に招待してくれたり。島に来る人をとても歓迎してくれる。
気候 海 風 鳥の声
夏は暑すぎず、冬は寒すぎず、とても過ごしやすい気温で、心地いい風が吹いている。そんな風に吹かれながら、透き通った海を眺めている時間は、何ものにも代えがたい幸せな時間。
地元愛
「やっぱりまたここに住みたいと思って」と一旦島を出ても、再び帰ってくる人が崎原にはたくさんいた。みんな地元をとても誇りに思っていて、移住してきた人でさえも誇りに思えるほど崎原は素敵なところ。
島唄
苦しみや辛さ、憂い、また夢、憧れ、さらには滑稽な内容まで様々なテーマを題材にした唄。裏声が使われるのが特徴的で、集落ごとに言葉や歌い方が異なる。ほとんどが方言のため、どんな意味なのか、島のおばあちゃん達に説明してもらってから聞くのがおすすめ。
方言
奄美群島にはそれぞれ独自の方言がある。奄美大島にも特有の言葉がある。海外留学で言語を習得するように、奄美大島の言語を学習することで、もう一歩踏み込んだ人間関係が始まるかも。 ありがっさまありょん(ありがとう)
ハーブ作り:生業
畑でハーブを育てたり、そのハーブを摘んでお茶を作ったり、手作り石鹸や化粧品の製造を体験。
奄美サキバルでの集団生活
テントを自分で建ててみたり、焚火の火を起こして料理をするなど、これからいつ震災が起きても生き抜くチカラを養う。自らが自分で自分のすべき役割を見つけ、必要とされる人材となれるよう、集落のおじぃおばぁのお手伝いや関わりの中から感じた事など、答え合わせの一切無い空間。
こんな人に
・感謝が出来る人
・モノを丁寧に使う人
・出来ることなら、親のお金ではなく自分のお金で来て欲しいと思っている
主催者
村・留学奄美大島 地域主催者
田中博俊 たなかひろとし
東京都足立区出身
高校卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアに1年。
帰国後、自分のお金で四年制の大学に通いながら日本と海外を周る。
大学卒業後、アパレル商社に就職して1年で脱サラし、趣味であるサーフィンスポットで有名な宮崎で移動販売のビジネスを開始。その後、ヨガインストラクターとして活動し、ヨガスタジオの経営。
コロナを機にビジネスの世界から少し遠ざかって人間らしい生活をしたいという想いで今の奄美大島へと移住
https://linktr.ee/minpiro
村・留学生にメッセージ
自身も自分のお金で四年制の大学に通いながら、さまざまなことに挑戦してきました。学ぶことにハングリーな人との出会いが楽しみです。僕自身が影響を受けているように、奄美大島崎原地域の諸先輩方の優しさと眼差しに触れてみてください。
アクセス
奄美空港発着を推奨とします。奄美大島は国内7ヶ所と直行便で繋がっています。
|