






京都市の北部の山間に、川に沿うようにして約築200年古民家が多数立ち並ぶ。平成生まれの世代が見たこともない日本の原風景と言われるような景色が残る久多。冬には多い年で雪が1mは積もる。地区内には公共交通機関も、コンビニもスーパーもないそんな不便な地域。しかし、そこには美しい景色と、どこか胸がスーッと澄んで、心が温まるような暮らしがある。街中での便利な暮らしと久多で生きる人たちの不便な暮らし、その両者に触れることで「私たちが心地よく感じる豊かな暮らしとは」を問い直す9日間を。
久多の文化と資源をご紹介
地域の人

移住者、地元の60代〜90代多くの人が対話を拒まず、たくさんのことを教えてくれる。久多地域に住む人たちの言葉には都市での便利な暮らしにはない背景がある。
食文化とそれを支える自然環境

スーパーがない環境で地元の方は何を食べてどう暮らすのか。田畑で米と野菜をつくり、山や川の恵みに生かされる手間暇をかけて成り立つ暮らし。琵琶湖の最上流で透明度の高い川を覗けば、イワナやアマゴ、ウナギ、アユが泳ぐ。
サスティナブル講義

久多を含めた周辺地域に住む、地域に溶け込んで暮らしている移住者の方にお話いただいている。それぞれに描いてる未来や暮らしの風景があり、普通に話しても聞けないディープなお話を伺うことができる貴重な機会になっている。
雪に閉ざされた環境

信仰(志古渕神社、大川神社、上の宮神社)

暮らしの中に残る知恵と文化

持続可能社会のためこれからの暮らしと社会を考える人達へ
・久多にあるもの、暮らしている人にリスペクトを持ち学ぼうとする人。
・自分の目で見て、耳で聞いて、手で触れて、体験したことを大事にしたい人。
・どんな社会で暮らすのが心地いいのか模索したい人。
・人とどう関わって生きていくのが心地よいか模索したい人。
・日本の原風景を見てみたい人。
・おじいちゃんやおばあちゃんの話を聞くのが好きな人。
・暮らしの価値観を語り合いたい人。
・経済最優先ではない暮らしの価値観に触れたい人。

プロフィール
大学生の頃から「田舎」と呼ばれる場所に興味があったものの、地域の暮らしがわからなかったので、それならば!と村・留学に参加し、そこで言葉にはできないけど何か大事なものがあると思いました。それが何か知りたい!と、翌春から久多に移住。
久多集落は京都市にありますが、近隣にスーパーもなく、必需品は財布よりも長靴。50人ほどの小さいな集落での暮らしの端々に皆さんの普段の暮らしとの違いがあるかと思います。食べ物、住まい、風景、遊び、服装、ありとあらゆる事象に着目してみてください。
例えば、村・留学生が来てくれるとどこからともなくやってくる「お裾分け」。これは余ったからくれる訳ではありません。自分のできることで相手を喜ばせたいから。季節の一瞬の中に現れる自然の恵みの喜びを貴方と分かち合いたいから。そうしたもてなしや喜びの共有としての行動です。でも、言葉にすると、「たくさん採れたしどうや。」になります。普段の便利な暮らしでは出会えなかった現象に出会えた時、その背景を想像してみると素敵な学びがあります。村・留学では、普段の暮らしとのギャップに気づくのみならず、もう少し時間をかけて背景を想像し、立ち止まって考え深める。そうした時間と空間を皆さんと一緒に過ごせたらと思います。

松瀬萌子|まつせもえこ 1993年生まれ。八百屋と炭焼きのスタッフとして働く傍ら、様々な季刊労働を行う。2015年冬に久多地域の村・留学に参加し、翌春に大学卒業と同時に久多地域に移住する。
道中、雪景色/事前研修時に相談します
公共交通機関
◇JR湖西線堅田駅より乗り合いタクシー「光ルくん号(事前予約制)」乗車、「葛川梅ノ木」下車、徒歩1時間30分










