村・留学が開催された地域(2021〜)
「暮らし」それは、働くこと・食べること・住むこと・遊ぶこと・人と話すこと…様々な「こと」が重なり合って「暮らし」を形作っている。世界ジオパークに認定される伊豆の土地には山・川・海など豊かな自然が広がる。その中で生活する伊豆の人々の「暮らし」にはその人ならではの良さがある。フィールドワークで出逢った兼業農家で釣りが大好きなおじいちゃんは、釣りの道具を改良して農作業することで遊び心を仕事に活かしている。主催者の平山早苗さんは、黒文字精油を生業とする傍ら、仲間と共に耕作放棄地で不耕起栽培やお米作りなど日々新しいことに挑戦している。日々の暮らしを形作る様々な「こと」のひとつひとつに自分らしさが隠れている。伊豆の大地で仲間と共に暮らし、「自分らしい生き方」について考える9日間
「ここは土壌が違うの。」60万年前、日本列島にフィリピン海プレート上の火山島がぶつかり、数十年かけて隆起を繰り返し今の形に。本州にはいない虫や植物たちも生息している静岡県伊豆半島。山や海、温泉など自然の豊かさから移住者が多く、遊びと暮らしを両立した生き方を実践している。
主催者の平山早苗さんも移住者の一人。19年前に海、山の近くで暮らしたいと東京から移住した。自身の子育ての経験からフリースクール運営や、自然資源を活かし、仲間たちと耕作放棄地の利活用の実践や、黒文字精油を生業としている。
遊びと暮らしと自然からの恵み。これからの社会と暮らしを考える人達にとって、3つの調和を考える9日間へ。
「五ヶ瀬町の人は、あたたかい。」山間部で田んぼに水をひくのが大変で協力し、用水路を作り稲作を始めたところから、人を思いやる精神が育まれていったのかもしれない。平成9年に五ヶ瀬中等教育学校が創設され、毎年宮崎県内の中学生を中心に40人が住民票までも移し6年間地域で学び、あたたかさに触れ、五ヶ瀬町が大好きになって卒業していく。
20年前移住を決意したのが、主催者である杉田英治さん。冒険家として、日本、世界とカヌーで旅していた人。現在は、生きる力(サバイバルできる力、自分らしさ)を育みたいとNPO法人五ヶ瀬自然学校を運営している。
仲間、遊び、教育、仕事、協力。これからの地域との関わり方を考える9日間へ
宇陀市は山に囲まれており、野の外縁部から山間部が広がる中山間地域だ。中山間では、農地を確保することが困難となる。だからこそ、宇陀の地では暮らしの工夫が生まれた。少しでも農地を確保し、生産効率を上げるために導入された棚田。漢方薬として利用される大和当帰は、宇陀が随一の産地となっている。モノがない中だからこそ、工夫を凝らし暮らしていく。そんな土地でボクたちは1からプログラムをツクる。その土地に住む人と出会い、自然と出会い、暮らしを体感する。暮らしを体験し、体感し、新たな価値を仲間と共に創り出す。これからの社会と暮らしを考える人がプログラムを1からツクる3日間へ。