村・留学の声

“まろやかに”

「心をまろやかに生きるんだよ」

前後にあった言葉を忘れてしまうほどに、この言葉は強烈で、ピンポイントに私の心に刺さった。

4日間に渡る隠岐諸島、知夫里島での村・留学に参加すべく、私は島に上陸した。

初日のお昼ご飯を買いに、島で唯一の個人商店へ。

行こうと皆で道を歩いていたら、地元のおじちゃんに声をかけられた。

こんな女性になりなさいよ、あなたは漁師に向いてるね、などとたくさん話をして、特に強く惹かれた、「まろやかに」という言葉。

詩を書いている特性からなのか、私は人一倍言葉に敏感だと思っていたけれど、初めて出会ったに近い感覚を得た。

2日目の講義で、マーケティングを考える時間があった。

テーマは「大事な人へのサプライズをデザインしてみよう」。

私は大事な友達に愛を伝えるつもりで真剣に考えた。

相手はどこに行くのが好きで、何を買ったら嬉しくて、どんな言葉で表現したら伝わるのか。

それはつまり、「『あの人』はどうしたら振り向いてくれるのか」を考えることと、「お客様はどのような商品・広告だったら手にとってくれるのか」を考えることは同義であると言うことだった。

誰かのことを想って何かをする時、人は、表現し得ない温かい感情に包まれているのではないかと思う。

そしてそれは、「まろやかに」にとても近い感情なのかもしれない。

今度知夫里島に行ったら、「まろやかに」をデザインできている自分でありたい。

花野
村・留学 隠岐諸島×デザイン ’20 春
21歳/千葉の大学生/専門は国際コミュニケーション
/趣味は旅をすること・詩を書くこと

関連記事一覧

村・留学instagram更新中!

村・留学公式twitter

村・留学公式facebook

PAGE TOP