留学生の声

【村への感謝を行動を示すARABRON店主】「23の時、好きな人を追いかけ村へ」No.003清水のばら

孤独な子育て。

その経験の中でみつけた村の良さ

 23の時、好きな人を追いかけ村に定住。友だちも親戚もいない土地で始まった生活、子育て。村に住み着いた当初、知り合いがいない中での孤独感、村と都会の生活とのギャップに思い悩む日々を過ごす。しかし、今となっては村の一員。村の人達と仲がよく、更には廃校の倉庫を再利用して、アーティスト作品の展示、販売をする ARABONを作り上げた。その際には、村人も手伝いに来てくださったという。なぜ、ここまで村に馴染むことが出来たのだろうか。清水のばらさんの言葉から、南山城村を知っていきたいと思う。

 

子育ての苦労と村

 「一人目の子どもが生まれた時は、周りに小さい子供を持つ親が少なかったのでやっぱり孤独を感じることはありましたし、辛かったですね。それで京都市内で子育てをしたら・・・なんて考えたこともあったりして。けど、気づいたんです。ここは自然も沢山あるし、空気はおいしいし、車は通らないし、なんて素敵な場所なんだろうって。そう思えたら、子育てが楽しくなった。また、村にはひよこ広場ってのがあるんですけど、あそこの保健師さんの存在は大きかった。宇治にある木の玩具専門店を紹介してもらって、そこでいろんな遊び方を教えてもらったので子育てがすごく楽しくなったし、子育ての中での悩みを聞いてもらったりして。周りの人たちもすごく親切にしてくれたんですよ。保育園とか小学校に行きだすと、同世代のお母さんもいますし、先輩のお母さんにも助けてもらったの。結果的に、ここで子育てしてよかったですね」。

 

村、アットホーム

「子どもたちも村の人達とすれ違うときに、『学校どうやった〜』とか『お兄ちゃんどうしてるん?』とか声をかけてくださって、村の人みんなが知ってるという安心感はありますね」と語る。僕らも村で生活をしていて感じたのは、村の人達の優しさとあたたかさ。あのアットホーム感をすぐに作り出せる人々の包容力は都会にはないように思う。また、こういったアットホ−ム感が、村にすぐ馴染みやすくなる大きなポイントなのかもしれないと感じた。

 

清水のばらさんとARABON

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 村の人の協力を得て完成した。村と村外の人にとっての憩いの場「ARABON」。

 ARABONへの想いを語っていただいた。「ここでは、職人さんの作品を展示してるんですけど、買うためだけじゃなくて、ぜひゆったりしてほしいなって思ってます。ツーリングやハイキングで来る外の人達や、村の人達が得てゆったり出来る空間でありたいな。私もここに来ると本当に気持ちがよくって。私が京都市内から電車で通っているときは、まず駅に降りると深呼吸したくなるんですよね。空気が美味しいし、温度が違うので。周りも緑がたくさんあって、本当にいいところなので、来てくれた人にはそういったことを感じてもらえたらなって」。

 村に住むことになったキッカケはどうあれ、清水さんは村を知り、村のことを好きになり、村のために行動している。そんな、清水さんだからこそ、周りに人が集まってくるのかもしれない。ARABONでは、村の外から来た人に対して、18年間で感じた村の良さなどを清水さんの言葉で伝えてくれるという。ぜひ、一度伺って見てはいかがだろうか。

(文:立教大学2年生高柳龍太郎)

清水のばら(しみずのばら)

41歳/村歴18年。京都市に住んでいたが、好きな人がすんでいる南山城村に通いで来ているうちに好きになり、18年前に定住し、現在は2児の母親。以来、ARABONを作り上げ、さらには山の上マーケットの運営や、フリーペーパーetcetraのメンバーとして活躍中。

 

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