留学生の声

【村での楽しみ方を知る男】「ないものはつくればいい」No.004井上博文

 南山城村の童仙房山荘を経営する井上博文さん。山荘を経営する傍ら、南山氏村に来てもらった方にブルーベリー畑を開園している。さらにそれ以外にも「シクロクロス」という自転車競技の一種の大会招致に取り組んでいる。この自転車の協議の大会開催は村興しの一つとなっている。だが、井上さん自身は村興しをしているという感覚はなく、自身の趣味でもあるシクロクロスを趣味の延長戦でやっているうちに、村興しにつながっているだけだと話す。「自分の好きなこと」を村というフィールドで楽しみ、自分の好きなことを深めているうちにそれが村興しにつながっているのである。

 そんな井上さんが思う村のよさを聞いてみた。「村って不便そうに見えるでしょ。でも意外と都会って便利なことってあまりない気がする。都会の便利さはすぐにものが手に入るぐらい。田舎には必要がない。何がいるかというと、『ないものはつくればいい』という感覚が田舎の人にはある。棚は買えるが、棚をつくるところが都会にはない。都会が不便になってくる」と。『ないものはつくれる』のが村というフィールドであり、だからこそ田舎は便利だという訳である。さらにもう一つ村で暮らす魅力について話してくれた。「民宿は不規則だけど、暇な時間に旅行に行ったりできる。自分を完全にオフにしたりなど、自分で決めれて、楽」。

 村という土地は井上さんにとって、楽しく、便利で、リラックスできる場所なのである。それは井上さんにとってだけではなく、村で生活している人々にとっても「南山城村」というフィールドはそう感じさせてくれる土地なのかもしれない。

(文:同志社大学3年生 野原麻未)

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